シニアわんこ手帖では、シニア犬との暮らしについて、実際に犬と暮らしてきた経験だけでなく、公的機関や獣医療関係団体、専門学会などが公開している情報も確認しながら記事を作成しています。
犬と暮らしていると、食事、健康、病気、介護、お手入れ、生活環境など、さまざまなことで迷うことがあります。
特にシニア期になると、若い頃にはなかった変化が少しずつ現れることがあります。
以前より眠る時間が増えた、食べ方が変わった、散歩のペースが遅くなった、段差をためらうようになった、体重が変わってきたなど、毎日の暮らしの中で小さな変化に気づく機会も増えてきます。
そんなとき、インターネットで検索するとたくさんの情報が見つかります。
しかし、検索結果に表示される情報がすべて同じように信頼できるとは限りません。
個人の体験談が役に立つこともありますし、メーカーの公式情報が参考になることもあります。一方で、病気や治療、栄養、法律や制度などについては、公的機関や獣医療の専門団体などが公開している情報を確認することも大切です。
そこでこのページでは、シニアわんこ手帖が記事を作成するときに参考にしているサイトや、シニア犬と暮らす飼い主さんにも知っておいてほしい信頼性の高い情報源をまとめました。
もっと詳しく調べたいときや、記事に書かれている情報の元になった考え方を確認したいときにご活用ください。
なお、このページで紹介しているサイトだけですべての疑問を解決できるわけではありません。愛犬の体調や病気、治療、薬、食事療法などについて心配なことがある場合は、インターネット上の情報だけで判断せず、愛犬を実際に診察できる獣医師へ相談してください。
シニアわんこ手帖が情報源を大切にしている理由
シニアわんこ手帖は、獣医師が運営する医療サイトではありません。
実際に犬と暮らしてきた飼い主の立場から、シニア犬との毎日の暮らしに役立つ情報を発信しているサイトです。
現在はトイプードルと暮らしていますが、これまでにはチワワ、ミニチュアシュナウザーとも暮らしてきました。
チワワは2025年1月に15歳で永眠し、迷子だったため正確な年齢がわからなかったミニチュアシュナウザーは2019年6月に永眠しました。
3匹と暮らしてきて強く感じているのは、犬は本当に一頭一頭違うということです。
同じ犬という動物であっても、性格、食べ方、好き嫌い、運動量、怖がるもの、人との距離感、年齢を重ねたときの変化まで、それぞれ違いました。
だからこそ、シニア犬だから必ずこうしなければならないと一つの方法に当てはめるのではなく、一般的な知識を知ったうえで、その子自身をよく見ながら臨機応変にケアしていくことが大切だと考えています。
一方で、飼い主としての経験だけでは判断できないこともたくさんあります。
例えば、病気、感染症、薬、栄養、ペットフードの安全性、法律や制度などです。
こうした分野については、個人の経験を一般的な事実のように扱わず、公的機関や専門団体が公開している情報を確認することを大切にしています。
シニアわんこ手帖では、飼い主としての実体験と、信頼できる情報源から得られる一般的な情報をできるだけ分けてお伝えしていきます。
このページで紹介する情報源の選び方
インターネットには、犬について書かれたサイトが数多くあります。
その中から、このページでは主に次のような情報源を選んでいます。
- 国や行政機関が公開している情報
- 獣医師や動物病院に関係する公益団体・専門団体
- 犬や猫の栄養について研究・教育を行う専門学会
- 獣医療分野でガイドラインを公開している国内外の専門団体
- ペットフードの安全性や品質向上に取り組む業界団体
ただし、権威のある団体のサイトだから、そこに書かれている一つの情報だけを見れば十分ということではありません。
犬の健康や栄養については研究が進み、考え方や推奨内容が更新されることがあります。
また、海外のガイドラインが、そのまま日本国内のすべての犬に当てはまるとは限りません。
そのため、必要に応じて複数の情報源を確認し、最終的には愛犬を診ている獣医師と相談することが大切です。
犬の健康・獣医療について調べるときに役立つ情報源
ここでは、犬の健康、動物病院、獣医療、シニア期の健康管理などを調べる際に参考になるサイトを紹介します。
公益社団法人 日本獣医師会
日本獣医師会は、日本の獣医師を代表する公益社団法人です。
犬や猫などの家庭動物だけではなく、家畜、公衆衛生、動物福祉、感染症、獣医学教育など、獣医療に関係する幅広い分野に取り組んでいます。
どのような情報を確認できるのか
日本獣医師会のサイトでは、獣医療に関する情報のほか、動物病院に関する情報、マイクロチップ、災害時の動物救護、ペットフード安全法など、飼い主にも関係する情報を確認できます。
獣医師向けの学術情報も多いため、すべてのページが一般の飼い主向けというわけではありません。
しかし、犬の健康について書くときに、獣医学的な情報を確認する入口として非常に重要なサイトの一つです。
シニア犬の記事ではどのように参考にするのか
例えば、シニア犬の健康管理、動物病院の選び方、災害時の備え、マイクロチップ、獣医療に関する制度などについて記事を書く場合に参考にできます。
病気そのものについて詳しい説明が必要な場合は、日本獣医師会だけでなく、各分野の専門学会や動物病院、獣医学文献などもあわせて確認します。
こんなときに確認したいサイトです
- 獣医療について公的性格の強い情報を探したいとき
- 動物病院や獣医師に関する情報を確認したいとき
- マイクロチップについて調べたいとき
- 災害時の動物救護について調べたいとき
- 獣医療制度について確認したいとき
公益社団法人 日本動物病院協会 JAHA
日本動物病院協会は、動物病院や動物医療の充実、人と動物のより良い関係づくりなどに取り組んでいる公益社団法人です。
動物病院関係者の教育や認定制度などのほか、一般の飼い主にも役立つ情報があります。
シニア犬との暮らしで役立つ理由
シニア犬になると、若い頃以上に動物病院との付き合いが重要になることがあります。
定期的な健康チェックが必要になったり、持病と付き合いながら生活したり、体力に合わせたケアを考えたりすることもあります。
そのようなとき、動物病院や獣医療について理解するための情報源の一つになります。
会員動物病院を調べることもできます
JAHAでは、会員動物病院に関する情報も提供されています。
ただし、特定の団体に所属していることだけで、自分の愛犬に必ず合う動物病院だと判断できるわけではありません。
通いやすさ、診療内容、獣医師との相性、説明のわかりやすさ、緊急時の対応なども含めて、自分と愛犬に合った動物病院を選ぶことが大切です。
こんなときに確認したいサイトです
- 動物病院について調べたいとき
- 獣医療に関する情報を確認したいとき
- 愛犬との暮らしや人と動物の関係について調べたいとき
- シニア犬のケアについて専門的な情報の入口を探したいとき
一般社団法人 日本小動物獣医師会 JSAVA
日本小動物獣医師会は、犬や猫などの小動物医療に携わる獣医師を中心とした団体です。
小動物獣医療に関する学術活動、獣医師の教育、人と動物の共通感染症に関する啓発などに取り組んでいます。
動物病院検索にも利用できます
公式サイトには、所属する動物病院を検索できる機能があります。
引っ越しなどで新しい動物病院を探したいときや、近くにどのような病院があるのかを調べる入口として利用できます。
ただし、検索結果に表示された病院が、すべての犬やすべての病気に適しているという意味ではありません。
特定の病気について専門性の高い診療が必要な場合は、かかりつけ医から専門病院や二次診療施設を紹介してもらう方法もあります。
シニア犬では病院との連携も大切です
年齢を重ねた犬では、一つの症状だけを見るのではなく、持病、食事、体重、筋力、歯の状態、生活環境などを総合的に考える必要が出てくることがあります。
普段の様子をよく知っている飼い主と、医学的な判断ができる獣医師が情報を共有することが大切です。
こんなときに確認したいサイトです
- 犬や猫の獣医療について調べたいとき
- 動物病院を探す入口がほしいとき
- 小動物臨床に関する専門団体を確認したいとき
- 獣医療についてさらに専門的な情報を調べたいとき
AAHA 米国動物病院協会
AAHA Senior Care Guidelines for Dogs and Cats
AAHAはAmerican Animal Hospital Associationの略称で、米国の動物病院に関係する団体です。
AAHAが公開しているシニア犬・シニア猫のケアガイドラインは、シニアわんこ手帖と特に関係の深い資料の一つです。
シニア犬を一律の年齢だけで考えない
犬がいつシニア期に入るのかは、すべての犬で同じではありません。
犬種、体格、予想される寿命、健康状態などによって違いがあります。
そのため、何歳になったら全員同じケアを始めるという考え方ではなく、その子の状態を見ながら考えることが重要です。
これは、シニアわんこ手帖が大切にしている、その子に合ったケアをするという考え方ともつながっています。
ガイドラインでは幅広いテーマを扱っています
AAHAのシニアケアガイドラインでは、健康なシニア期の動物の評価、検査、歯科、栄養、認知機能、運動、痛み、緩和ケア、終末期のケアなど、シニア期に関係するさまざまなテーマが扱われています。
専門家向けの内容が中心で英語ですが、シニア犬について詳しく調べる際には非常に参考になります。
海外情報を見るときの注意点
AAHAは米国の団体です。
獣医療制度、使用できる薬、検査体制、生活環境などは日本と異なる場合があります。
そのため、海外のガイドラインをそのまま日本国内の愛犬へ適用するのではなく、考え方を参考にしながら、具体的な治療や検査については日本のかかりつけ獣医師に相談することが大切です。
犬の食事・栄養について調べるときに役立つ情報源
シニア犬と暮らしていると、食事について悩む機会が増えることがあります。
今まで食べていたフードを食べなくなった、体重が増えた、反対に痩せてきた、硬いものを食べにくそうにしている、水を飲む量が変わったなど、さまざまな変化が見られることがあります。
しかし、食事は犬の体調や病気とも深く関係します。
インターネット上の口コミやランキングだけで判断せず、必要に応じて専門的な情報を確認することが大切です。
農林水産省 ペットフードの安全関係
日本国内で販売されるペットフードについて調べる際に、まず確認しておきたい公的な情報源です。
日本では、愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律、一般にペットフード安全法と呼ばれる法律に基づき、犬や猫用のペットフードの安全性を確保するための仕組みが設けられています。
何を確認できるのか
農林水産省の公式サイトでは、ペットフード安全法、表示、成分規格、製造方法などに関する情報を確認できます。
主に事業者向けの情報が多いため、一般の飼い主には少し難しく感じる部分もあります。
それでも、ペットフードについて正確な制度を確認したいときには重要な一次情報です。
フードの記事ではメーカー情報だけに頼らない
ドッグフードについて調べる場合、メーカー公式サイトには商品の特徴、原材料、成分、給与量などの重要な情報があります。
一方で、ペットフード全体の安全基準や制度について確認したい場合は、メーカーの説明だけではなく、農林水産省などの公的情報も確認します。
シニアわんこ手帖でも、個別商品についてはメーカー公式情報、安全性や制度に関する一般的な内容については公的機関というように、情報源を使い分けていきます。
こんなときに確認したいサイトです
- ペットフード安全法について調べたいとき
- ペットフードの表示について確認したいとき
- 安全基準について調べたいとき
- フードに関する制度を確認したいとき
日本ペット栄養学会
日本ペット栄養学会は、ペットの栄養や健康、ペットフードに関する研究・知識の普及などに取り組んでいる専門学会です。
犬の栄養について専門的に確認できる
犬の食事について検索すると、さまざまな意見が見つかります。
穀物は必要なのか、タンパク質はどの程度必要なのか、シニア犬にはどのような食事がいいのか、手作り食はどうなのかなど、意見が分かれやすいテーマも少なくありません。
こうした分野では、個人の体験談や商品の宣伝だけを見るのではなく、栄養学の専門的な情報も確認することが大切です。
ペット栄養管理士の制度もあります
日本ペット栄養学会では、ペットの栄養に関する知識の普及と、ペットの健康維持向上を目的としたペット栄養管理士の認定制度も設けています。
また、ペット栄養に関する学会誌も発行されています。
専門性が高い内容も多いため、一般の飼い主には難しい部分がありますが、犬の栄養について深く調べるときには参考になる情報源です。
シニア犬では個別性が特に重要です
シニア犬だからといって、すべての犬が同じ食事に変える必要があるとは限りません。
体重、筋肉量、活動量、持病、歯の状態、消化状態、食欲などによって、適した食事は変わります。
特に腎臓病、心臓病、消化器疾患、糖尿病などの病気がある場合は、一般的なシニア犬用フードの情報だけで判断せず、獣医師から食事指導を受けることが重要です。
一般社団法人 ペットフード協会
ペットフード協会は、ペットフードの製造、輸入、販売などに関係する企業が参加する業界団体です。
ペットフードの安全性や品質の向上、ペットフードに関する啓発活動などを行っています。
業界団体という性質も理解して利用します
ペットフード協会には、ペットフードメーカーなどの事業者が参加しています。
そのため、国の公的機関や独立した学術団体とは立場が異なります。
しかし、国内のペットフード産業、飼育実態、ペットフードに関する基礎情報などを確認するうえでは有用な情報源です。
シニアわんこ手帖では、一つの団体の情報だけで結論を出すのではなく、農林水産省、日本ペット栄養学会、WSAVAなどの情報も必要に応じて確認します。
統計を見るときにも役立ちます
ペットフード協会では、犬や猫の飼育に関する全国調査なども行っています。
日本でどのくらい犬が飼われているのか、飼育環境がどのように変化しているのかなど、大きな傾向を確認するときに参考になります。
こんなときに確認したいサイトです
- ペットフードの基礎知識を調べたいとき
- ペットフード業界の取り組みを確認したいとき
- 犬猫の飼育実態に関する統計を調べたいとき
- 国内のペットフード事情を知りたいとき
WSAVA 世界小動物獣医師会
WSAVA Global Nutrition Guidelines
WSAVAはWorld Small Animal Veterinary Associationの略称で、世界各国の小動物獣医療に関係する団体が参加する国際的な組織です。
犬や猫の獣医療について、さまざまなグローバルガイドラインを公開しています。
特にシニアわんこ手帖で参考になるのが、栄養に関するガイドラインです。
犬の栄養状態を総合的に見る考え方
WSAVAの栄養ガイドラインでは、単純にフードの商品名だけを見るのではなく、犬の体重、体型、筋肉量、食事内容、病気などを含めて栄養状態を評価する考え方が示されています。
これはシニア犬にとって特に重要です。
年齢を重ねると、体重だけを見ていても体の変化に気づきにくいことがあります。
体重が大きく変わっていなくても、筋肉が減り、体脂肪とのバランスが変わっている場合もあります。
そのため、体重の数字だけではなく、体型や筋肉の状態、食欲、活動量なども含めて見ることが大切です。
フード選びについて考える資料もあります
WSAVAでは、ペットフードを選ぶ際に確認したいポイントについての資料も提供しています。
インターネットでは、原材料一覧の最初に何が書かれているかだけでフードの品質を判断する情報も見かけます。
しかし、フードの品質や愛犬への適否は、一つの原材料だけで単純に判断できるものではありません。
栄養設計、品質管理、製造体制、その犬の健康状態など、複数の要素を考える必要があります。
日本語資料が用意されているものもあります
WSAVAの栄養関連資料には、複数言語への翻訳が用意されているものがあります。
すべてのページが日本語ではありませんが、専門的な栄養情報を調べたい場合には有用です。
海外のガイドラインは獣医師と相談しながら
海外の獣医療ガイドラインは非常に参考になりますが、日本とは使用できる製品や医療制度などが異なる場合があります。
愛犬の具体的な食事変更や療法食については、自己判断で行わず、必要に応じて獣医師に相談してください。
犬との暮らし・制度・感染症について調べる情報源
犬との暮らしは、食事や病気だけではありません。
飼い主として知っておきたいルール、適切な飼育、迷子対策、感染症、狂犬病予防なども大切です。
こうした分野では、個人ブログよりも国の機関が公開している一次情報を優先して確認します。
環境省 動物の愛護と適切な管理
犬と暮らす飼い主にとって、ぜひ知っておきたい公的サイトの一つです。
環境省では、動物愛護管理法、適正な飼育、マイクロチップ、動物取扱業、災害への備えなど、犬や猫と暮らすうえで関係するさまざまな情報を公開しています。
犬を飼うことは命を預かること
犬と暮らすうえでは、食事を与えたり散歩をしたりするだけではなく、その犬が健康で安全に暮らせる環境を整え、最後まで責任を持って飼育することが求められます。
シニア犬になると、若い頃と同じ生活環境が合わなくなることもあります。
床で滑りやすくなる、段差を上りにくくなる、暑さや寒さへの対応が以前とは変わるなど、年齢や体調に合わせた環境づくりが必要になることがあります。
適正飼養という基本的な考え方は、シニア犬との暮らしにも深く関係しています。
迷子対策もシニア犬にとって重要です
シニア犬でも迷子になる可能性はあります。
年齢を重ね、視力や聴力、認知機能などに変化が出ている犬では、今まで問題なくできていた行動が変わることもあります。
迷子札やマイクロチップなど、万が一のときに飼い主へつながる方法を考えておくことも大切です。
ペットフードについて飼い主向け資料もあります
環境省では、飼い主向けのペットフードに関する資料も公開されています。
犬に必要な栄養、フードの与え方、注意したい食べ物、表示の見方、保存方法、体調管理などについて学ぶ入口として利用できます。
こんなときに確認したいサイトです
- 犬の適正な飼い方について確認したいとき
- 動物愛護管理法について調べたいとき
- マイクロチップについて確認したいとき
- 迷子対策について調べたいとき
- 災害時のペット対策について調べたいとき
- ペットフードについて公的な資料を読みたいとき
厚生労働省 動物由来感染症
犬と人が一緒に暮らすうえでは、動物から人へ感染する病気について基本的な知識を持っておくことも大切です。
厚生労働省では、動物由来感染症、狂犬病などについて公的な情報を公開しています。
必要以上に怖がるのではなく正しい知識を持つ
犬と暮らしているからといって、常に感染症を恐れる必要はありません。
大切なのは、どのような感染症があるのか、どのような場面で注意する必要があるのか、どのような予防方法があるのかを正しく知ることです。
例えば、犬と触れ合ったあとの手洗い、排泄物の適切な処理、過度な接触を避けること、犬自身の健康管理など、日常生活の中でできる対策があります。
シニア犬と暮らす家庭でも確認しておきたい情報です
高齢の犬では体調を崩すことも増えてきます。
一方、飼い主自身も高齢の場合や、家族の中に乳幼児、妊娠中の人、基礎疾患のある人などがいる家庭では、人側の健康管理という視点も重要になります。
犬だけではなく、人と動物が一緒に健康に暮らすという観点から、厚生労働省の情報を確認することができます。
狂犬病については必ず公的情報を確認
狂犬病や予防注射に関する内容は法律や制度にも関係します。
こうしたテーマについて記事を書く場合は、個人サイトの情報だけではなく、厚生労働省や自治体などの最新情報を確認します。
10の情報源をどのように使い分けるのか
ここまで10のサイトを紹介してきましたが、すべての記事で10サイトすべてを見る必要はありません。
調べたい内容によって情報源を使い分けます。
健康や病気について調べる場合
健康や獣医療については、主に次の情報源を確認します。
- 公益社団法人 日本獣医師会
- 公益社団法人 日本動物病院協会 JAHA
- 一般社団法人 日本小動物獣医師会 JSAVA
- AAHA
ただし、具体的な病気については、その病気を専門とする獣医学会や大学、動物病院などの情報を追加して確認する場合があります。
フードや栄養について調べる場合
食事については、主に次の情報源を確認します。
- 農林水産省
- 日本ペット栄養学会
- 一般社団法人 ペットフード協会
- WSAVA
個別のドッグフードについて紹介する場合は、これらに加えてメーカーの公式サイトで原材料、保証成分、給与量、対象年齢、商品の特徴などを確認します。
実際に使用した商品の場合は、公式情報と実際に使って感じたことを分けて紹介します。
法律・制度・飼育ルールについて調べる場合
法律や制度については、主に環境省や厚生労働省など国の機関を確認します。
自治体によって手続きや案内が異なる内容については、読者が住んでいる自治体の公式情報を確認する必要があります。
感染症について調べる場合
人と動物の感染症については、厚生労働省などの公的機関を優先します。
獣医学的な内容については、日本獣医師会や獣医学関連団体の情報も確認します。
シニア犬特有の健康管理について調べる場合
国内の獣医療情報に加えて、AAHAなど海外のシニアケアガイドラインも参考にします。
ただし、日本と海外では獣医療制度や利用できる薬などが違う場合があるため、具体的な対応については日本国内の獣医師へ相談することを前提にしています。
体験談と一般的な情報は分けてお伝えします
シニアわんこ手帖では、実際に犬と暮らしてきた経験をとても大切にしています。
一方で、個人的な経験と、すべての犬に当てはまる一般的な情報は同じではありません。
例えば、我が家のチワワが15歳のときにこうだったという経験は、その子についての事実です。
しかし、それだけを理由に、15歳のチワワはすべて同じ状態になるとは言えません。
同じ犬種、同じ年齢でも、一頭一頭違います。
体格、性格、これまでの生活、持病、食事、運動量、遺伝的な要素など、さまざまな違いがあります。
そのため、このサイトではできるだけ、
- 実際に我が家で経験したこと
- 一般的に知られていること
- 公的機関や専門団体が示していること
- 商品メーカーが公表していること
を分けて書くように心がけています。
シニア犬は一頭一頭違うということを大切にしています
シニアわんこ手帖を運営するうえで、最も大切にしていることの一つが個体差です。
これまでトイプードル、チワワ、ミニチュアシュナウザーという3匹の犬と暮らしてきましたが、本当に3者3様でした。
特に性格はまったく違いました。
好きなことも違えば、苦手なことも違います。
食事への反応も、人との関わり方も、体調の変化の表れ方も違います。
だからこそ、一般的な情報を知ることは大切ですが、その情報を愛犬へそのまま当てはめればいいとは考えていません。
例えば、シニア犬にはこのフードがいい、この運動量がいい、この寝床がいいという情報があったとしても、その方法がすべての犬に適しているとは限りません。
愛犬がどう感じているのか、実際に食べられているのか、無理をしていないか、体調に変化がないかを見ながら調整することが大切だと思っています。
教科書的にこうしなければならないと決めてしまうのではなく、基本的な知識を知ったうえで、目の前にいるその子に合わせて臨機応変に考える。
それが3匹と暮らしてきた経験から、シニアわんこ手帖で伝えていきたいことです。
シニア犬の記事を書くときに大切にしていること
できるだけ一次情報を確認します
健康、栄養、法律、制度などについて書く場合は、検索結果に表示された記事だけを参考にするのではなく、できる限り元となる情報まで確認するようにします。
例えば、法律について書くなら国や自治体、ペットフードの安全性について書くなら農林水産省、獣医療について書くなら獣医療関係団体などを確認します。
実際に使っていないものを使ったようには書きません
このサイトでは、犬用品やフードなどの商品を紹介する場合があります。
実際に我が家で使用した商品については、使用した経験として紹介します。
一方、使用していない商品について、実際に使用したかのような表現はしません。
商品スペックについてはメーカー公式情報を確認し、実体験とは区別して掲載します。
良い点だけではなく合わない可能性も考えます
我が家の犬には合った商品でも、ほかの犬に必ず合うとは限りません。
犬は一頭一頭違うため、体格、性格、健康状態、好みなどによって合うものも変わります。
できるだけどんな犬に向いていそうなのか、どのような点に注意した方がいいのかも考えながら紹介します。
健康に関する内容では自己判断をすすめません
シニア犬になると、小さな変化が病気のサインになっていることもあります。
食欲がない、急に痩せた、水を飲む量が変わった、呼吸の様子がおかしい、歩き方がおかしい、元気がないなど、気になる変化がある場合は、インターネットの記事だけで原因を判断しないことが大切です。
早めに動物病院へ相談した方がよい場合もあります。
古い情報のままにしないよう定期的に確認します
法律、制度、ガイドライン、商品の仕様などは変更される可能性があります。
そのため、一度公開した記事も必要に応じて内容を見直し、情報が古くなっていないか確認します。
リンク先のページが移動・削除されていないかについても、できるだけ定期的に確認していきます。
情報源によって役割が違います
信頼できるサイトだからといって、すべての情報を一つのサイトだけで調べるわけではありません。
それぞれの情報源には得意な分野があります。
国の機関
環境省、農林水産省、厚生労働省などは、法律、制度、安全基準、公衆衛生などについて確認するときの重要な一次情報です。
獣医療関係団体
日本獣医師会、日本動物病院協会、日本小動物獣医師会などは、獣医療に関する情報を確認する際の参考になります。
専門学会
日本ペット栄養学会などは、特定分野についてより専門的に調べたいときに役立ちます。
国際的な獣医療団体
WSAVAやAAHAでは、獣医療や栄養、シニアケアに関するガイドラインなどを確認できます。
業界団体
ペットフード協会では、国内のペットフード業界や飼育実態に関する情報を確認できます。
それぞれの立場や役割を理解したうえで、必要に応じて複数の情報源を組み合わせることが大切だと考えています。
インターネットの情報を見るときに確認したいこと
シニア犬について調べるときは、情報の内容だけではなく、誰が発信しているのかを見ることも大切です。
誰が書いた情報なのか
獣医師なのか、研究者なのか、メーカーなのか、飼い主なのかによって、その情報の意味は変わります。
飼い主の体験談は実際の暮らしを知るうえで参考になりますが、医療上の診断とは違います。
何を根拠に書かれているのか
健康や栄養に関する内容であれば、元となる資料やガイドラインなどが示されているか確認すると、情報の背景を理解しやすくなります。
いつの情報なのか
何年も前の記事では、その後に法律やガイドラインが変更されていることがあります。
公開日だけではなく、最終更新日も確認すると安心です。
一つの情報だけで判断していないか
特に健康や食事について大きな変更を行う場合は、一つの記事や一人の体験談だけで決めず、複数の情報を確認することをおすすめします。
愛犬自身の状態と合っているか
一般的には良いとされる方法でも、現在治療中の犬や持病のある犬には合わないことがあります。
情報そのものが正しくても、自分の愛犬に適しているとは限らないという視点を持つことが大切です。
健康や病気について心配なときは動物病院へ
シニアわんこ手帖は、シニア犬との暮らしに役立つ情報を提供することを目的としていますが、獣医師による診断や治療の代わりになるものではありません。
犬は言葉で体調を説明できません。
いつもと違うという飼い主の気づきが、とても大切になることがあります。
食欲、飲水量、排泄、歩き方、呼吸、睡眠、体重、行動など、普段の愛犬を一番よく見ているのは飼い主です。
気になる変化が続く場合や、急激な変化が見られた場合には、インターネットで答えを探し続けるより、動物病院へ相談してください。
また、食事療法、薬、サプリメントなどについても、持病や服用中の薬との関係がある場合があります。
自己判断で大きく変更する前に、かかりつけの獣医師へ相談することをおすすめします。
シニアわんこ手帖が目指していること
シニア犬との暮らしには、不安になることもあります。
年齢を重ねるにつれて、若い頃にはできていたことが少しずつ難しくなることもあります。
でも、シニア期は心配することだけが増える時間ではありません。
長く一緒に暮らしてきたからこそわかる表情や、その子らしい習慣、穏やかな時間もあります。
できなくなったことだけを見るのではなく、今できることを一緒に楽しむ。
一般的な情報を知りながら、それをそのまま愛犬へ押しつけるのではなく、その子をよく見て調整する。
必要なときには獣医師や専門家の力を借りる。
シニアわんこ手帖は、そんなシニア犬との暮らしを応援するサイトでありたいと思っています。
このページで紹介した公的機関や専門団体の情報も活用しながら、飼い主さん自身が愛犬について考えるための材料を増やしていただけたらうれしいです。
このページで紹介した信頼できる情報源一覧
最後に、このページで紹介した10サイトをまとめます。
公的機関
国内の獣医療・専門団体
海外の獣医療・専門団体
情報の更新について
このページで紹介している情報やリンク先は、できるだけ定期的に確認し、必要に応じて更新していきます。
公的機関や専門団体のウェブサイトは、ページ構成やURLが変更されることがあります。
リンク切れや内容の変更に気づいた場合は、随時修正します。
また、シニア犬に関する新しいガイドラインや、より適切な公的・専門情報が公開された場合には、新しい情報源を追加することがあります。
最終確認日:2026年9月15日
免責事項
シニアわんこ手帖に掲載している内容は、シニア犬との暮らしについて情報を提供することを目的としたものであり、獣医師による診断、治療、処方、栄養指導などに代わるものではありません。
犬の健康状態、年齢、犬種、体格、持病、服用中の薬などによって、適切な対応は異なります。
愛犬の健康について気になることがある場合は、必ず獣医師などの専門家へご相談ください。
また、本ページから移動した外部サイトの内容については、それぞれのサイト運営者が管理しています。最新情報については各公式サイトでご確認ください。